Realtime Camera

2013
エントランスに設置したウェブカメラにより
その場所に訪れた人が目の前の壁にプロジェクションされる。

リアルタイムで自分の姿が映し出される一方で、
一定の時間分遅れた過去の自分も同時に、重なって現れる。

記憶の中で曖昧になっていく過去の自分とその行動。
それを客観的に見る行為を視覚化させた。

個展「対象≒0」ギャラリー門馬 / 2013
素材:ウェブカメラ映像、サイレント
技術制作:船田 治
撮影:小牧寿里
協力:中嶋幸治